秋田県美郷町「六郷のカマクラ」「竹うち」

国指定重要無形民俗文化財
「六郷のカマクラ」行事「竹うち」が平成23年2月15日(火)午後8時開始されました。
日中からとても良い天候に恵まれました。今年は大雪で例年より、かなり高い積雪上の「カマクラ畑特設会場」にたくさんの観光客が訪れていました。本当にありがとうございます。観光客、関係者に見守られながら、「竹うち」の打ち手である南軍、北軍一同がこれから始まる戦いの前に、威勢のいい声を張り上げながら、にらみ合いが続き、打ち合いを今か今かと待ち望んでいました。

 

打ち合い開始前に「冬花火」の演出がありました。
冬の夜空に大きな華を咲かせる演出は、天筆焼きに登場する願い事を書いた短冊の彩りと一体となり、とても美しいものがあります。

  今年の竹うちはここ数年部外者が入り込み、素手で殴るなどの「乱闘騒ぎ」が続いたこともあり、 参加者には町内会ごとにリボンの着用を義務付け打ち手の規制を設けました。南軍、北軍合わせて約200人です。
 

いよいよ第1回戦がはじまります。打ち合いは3回戦あります。
スタートの合図はサイレンの音です。「ウーウー ウー」

  両軍の青竹が振り下ろされ、バチバチと激しくぶつかり合います。
 

打ち手の勢いを増すように、会場の熱気を盛り上げるように、「木貝」が鳴り響きます。

  2回戦がはじまりました。もの凄い勢いで竹うちがヒートアップします。
 

2回戦が終了し、天筆焼きがはじまります。
 
勢い良く燃える会場中央には、たくさんの観光客の方々も「天筆焼き」に参加できます。青竹の先端に付けられた願い事を書いた五色の短冊が、炎に包まれて夜空高く昇っていく様は幻想的な雰囲気をかもし出します。

 

いよいよ最終戦です。南軍、北軍と打ち手はテンションアップです。

  激しいぶつかり合い。青竹は振り下ろすと、もう上げられないほど竹同士が重なり合うため、陣地の押し合いがはじまります。
 

約7mほどの青竹は、もう完全に叩き合いができないくらい重なり合いました。南軍、北軍どちらも勢いはおさまりません。

 

クライマックスの3回戦を盛り上げる「木貝」の音が会場中に響き渡ります。

  今年も、たくさんの観光客の方々ありがとうございました。

約700年ほど続いている「国指定重要無形民俗文化財」に指定されている「竹うち」(六郷のカマクラ)をこれからも地域で愛し、美郷町で伝統を受け継ぎ、しっかり継承していきたいと思います。

どうか、皆様方のご理解とご協力、そして応援を
どうぞよろしくお願いいたします。

来年も「カマクラ畑」でお会いしましょう。

打ち手の興奮が冷めないまま合戦は終了。今年は北軍が勝利!
最後には会場内で拍手があるほど、最近の「竹うち」にはなかったムードになっていました。

   

 

 

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